読書感想文など

30代後半の忘備録です。

【26】カーテンコール

筒井康隆

【25】続 窓ぎわのトットちゃん

黒柳徹子 窓ぎわのトットちゃんを読んだことが無いのですが、読んでみました。 黒柳徹子のようなハイカラでゴージャスな生活が当たり前に育ったお嬢様でも、 戦時中は食べるものに困り、 着る物を選べず、 文字通り命からがら疎開先で肩身を狭くしながら生き…

【24】変な家2

雨穴 うっかり騙されて三分の一を読み終わるまでノンフィクションだとおもってしまった! 『変な絵』も面白かったけど、今回も フッ…と、斜めな気持ちで読んでいたのに結局面白いと思ってしまった。

【23】マリスアングル

誉田哲也 面白くて一気読みだった。 シリーズ読んだことあると思ったらなかったw 借りなきゃ!

【22】子どもが心配

養老孟司

【21】グレッグのダメ日記

ジェフ・キニー なるほど、わたしは大人なのだ。

【20】科学がつきとめた「運のいい人」

中野信子 自己啓発本の科学的根拠みたいな本。 よくある自己啓発本みたいな「〇〇したいなら〇〇しなさい」じゃないから スッと入ってきて面白かった! わたしは自分を「運がいい」って無自覚によく言ってるらしく 人から 「自分で運がいいとか言うなんて」…

【18】東電OL殺人事件

佐野眞一 東電OL殺人事件をジャーナリストの佐野眞一氏が取材したものなのだけれど、 必要な描写以外のことや主観的な描写や佐野氏の心情や妄想に多くのページが割かれている。 そのため読んでいてげんなりする。 センセーショナルで人の興味を多分に引く事…

【17】西の魔女が死んだ

梨木香歩 とても有名なこの本を、初めて読んだ。 風の時代と言われる今、この本に出てくるおばあちゃんとまいの生活に、多くの人が憧れ、 背中を押されるのではないか。 そして、まいの父と母の姿に自分を重ねる大人は、「仕方がないよね」、「みんなそうよ…

【15・16】はてしない物語 上・下

ミヒャエル・エンデ

【14】wonder

R・J・パラシオ 遺伝子の疾患で顔の骨の形成不全や一部欠損で生まれてきたオーガストが、10歳にして初めて学校に通い、 差別や誤解、偏見、いじめを受けて悩みながらも それに抗う本人の強さや周囲の温かさによって 自分の生活を拓いていく物語。 本人、家族…

【13】夏の庭

湯本香樹実 有名な本だけれど、初めて読んだ。ずっと読もう読もうとタイトルを冷蔵庫に貼ってあった。 小6の夏、3人組の1人が祖母の葬儀を経験する。 死体を見たい好奇心が湧いた2人の仲間。街の中のある一軒家に一人暮らしのおじいさんがいる。そのおじいさ…

【12】相手の身になる練習

鎌田實 自分を大切にすることと、自分本位なことは違う。 この言葉の違いが分かるように人を育むには、経験や体験が不可欠だと思う。 どんな時間でもスマホがあれば自分の好きなことだけに目を向けられる時代だからこそ、常に人との関わりの中で生きていくの…

【11】こころの対話 25のルール

伊藤守 どうしても「説明しよう」「わかりやすく伝えよう」と思ってくどくどこちらの言い分を語りすぎるなぁと反省。 この本を読むたびに反省するのだけれど、全然できるようになっていないよ。もー。 定期的に読み返して潜在意識に叩き込んだり、トレーニン…

【10】夜明けのはざま

町田そのこ 楽しみにしていた町田そのこさんの本。 『52ヘルツのクジラたち』は衝撃的だった。 そして『夜明けのはざま』。 「死」「ジェンダー」「仕事」「生き方」「選択」…テーマとなりそうな言葉はたくさん浮かんでくるが、どれが一番ということではなさ…

【9】グロテスク(下)

桐野夏生 東電女性社員殺人事件をモチーフにしたフィクションの下巻。 美醜にこだわる語り手の「わたし」。彼女のこだわりは美醜だけでなく、経済的豊かさ、頭の良さ、そして普通の幸せへの執着があることが下巻にて明らかになる。 上巻で彼女に感じた違和感…

【8】あなたが誰かを殺した

東野圭吾 今回も面白かった。 何より、タイトルが読みたくなるタイトル。 途中で多分犯人はこの人なんだろうなぁと思ってその通りではあったのだけれど、ラストは二転三転し、予想はついていても楽しめた。さらに、ラストの後にそのまたラストがあって、そこ…

【7】ツユクサナツコの一生

益田ミリ 益田ミリさんの漫画ってこんなに染みるものだったっけ。 漫画家ナツコの日常は、本当になんてことない日常。 だけど、ナツコが感じたことや、こうしたらよかったということを漫画にするとなんとも日常が尊いものに見えてきたり、些細なことだけど反…

【5】異彩を、放て。

松田崇弥 松田文登 ヘラルボニーと出会ったのは2019年の池袋でのポップアップストア。 その頃、SDGsという言葉が広まり始めていて、 自分の仕事とも切り離せない分野でもあり、さまざまなSDGs関連のプロダクトを紹介するそのポップアップに別のブランド目的…

【4】15歳の日本語上達法

金田一秀穂 この本は本当に好きな本。 簡単なのだけれど、だからこそ全て頭に叩き込んで自分の言葉に落とし込み、人に伝えたい内容。 また、金田一先生がこの本で伝える内容を実践して、仰ることを実感したいと思わせる内容。 想像するだけで豊かだ。 私たち…

【3】黒い絵

原田マハ とても好きな作家の1人、原田マハさんの短編集。 原田マハさんのこれまでの作品とは違う、ひたすら暗くどろっとした内容で、一つ目の物語からなかなかの性描写にびっくりした。 物語の2人の女の子が全く救われなくて、 多分そんなこと望んでなかっ…

【2】木挽町のあだ討ち

永井紗耶子 読み始めは「あ、こういう感じ?」と、時代物に自分が感じる読みにくさがあったが、 難しい言葉が物語の中で説明されていることもあり、登場人物の語り口調になれてからはあっという間に読み終わった。 続きが知りたくて、一気読みしてしまった。…

【1】ヤバいBL日本史

大塚ひかり BLがテーマなのだが、内容としてはBLを軸にした日本史で、BLに興味のないわたしも読んでいておもしろかった。 古典や歴史を少し齧ると、日本だけでなく世界中で、男色や同性愛、男性同士のバディの在り方などにおおらかな時代があったことが分か…

【98】ギフテッドの光と影

阿部朋美 伊藤和行 近頃、「ギフテッド」という言葉を聞いたことの人の方が少なくなってきたのかなと思うけれどどうだろうか。 わたしはギフテッドについて学んだことがない。しかし、知識として知っておきたいと思い、読みやすそうということでこの本を手に…

【97】図書館のお夜食

原田ひ香 夜にだけ開館する私設図書館。 金持ちの道楽的な図書館だ。 蔵書は亡くなった作家の蔵書のみ。 職員はオーナーのスカウト。 オーナーは人前に姿を現さない。 本を愛する色んな人の色んな気持ちが描かれている。 で、 「ん?なにこれファンタジー?…

【96】777

伊坂幸太郎 『ペッパーズ・ゴースト』ぶりに伊坂幸太郎さんの作品を読んだ。 ペッパーズ・ゴーストでは、初めての伊坂幸太郎作品の独特な世界観と登場人物に戸惑ったのだが 今回は違和感なく読めた。 そしたらこちら、シリーズものだったとのことで。 無知で…

【95】ビーカーくんとそのなかまたち この形にはワケがある! ゆかいな実験器具図鑑

うえたに夫婦 実験器具の仲間達を紹介している。 主人公?のビーカーくんがかわいい。 懐かしい器具がたくさん出てきていて胸が躍った。 当たり前に使ったり壊したりしていたけど、 「えっ、、、初めて知ったんだがww」 という器具の使い方もあったし、 地学…

【94】若者のホンネ

香山リカ 〜本の紹介より〜 平成生まれの大卒社員が社会人になった。中高年の多くが「最近の若者は何を考えているのかわからない」という悩みを抱えている。若者に特有のプライドとは何か、コンプレックスとは、恋愛や人間関係とは……「学歴」「お金」「睡眠…

【93】グロテスク 上

桐野夏生 over the sunを聴いたことで出会うこととなった本。 「東電女性社員(OL)殺人事件」を題材としたフィクション。 わたしはリアルタイムでこの事件を知らない。 どちらかというと被告人の冤罪が確定したことがニュースになっていた記憶がある。 グロテ…

【92】すべての人間関係の秘密を解き明かす マヤ暦でわかる相性

木田景子 マヤ暦の1〜13の銀河の音のそれぞれの特徴、 太陽の紋章の特徴、 関係性をどのように見るか。 これらが初心者にわかりやすく解説されている。 文章も整理されて読みやすく、 すとんと理解できる。 例えば、私は音12で、よっぴーは1。わたしたちは2…