一雫ライオン
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図書館でリクエストし、ずいぶん待ってやっと読んだ本。
リクエストしたのも、予約上位だったからで、あらすじも作者も知りませんでした。
美しすぎる100点満点の女性が、封印されていた愛に気づき、愛に溺れていく物語。
端的な感想は、ミステリーかとおもって楽しく読んでいたのに、急にチープな官能小説みたいな描写が出てきてびっくりしちゃいました。
1日で読めてしまったけど、もう少し、何か欲しかったな…
礼子の金沢での初恋の描写は前半の冷淡な殻に閉じこもった彼女からの羽化という感じで、くすぐったく、あたたかく、こちらも微笑ましくなるようでした。
そこだけよ。幸せなのは。
恋はいいよなぁ〜って思えました。