ローアン・ブリゼンディーン
退治の頃から思春期、性行動、出産、閉経と、人生の流れを追って変化する女性の脳の変化とホルモンの変化を説明している。
女性の抱える悩み、
男性との違い。
ジェンダーレスが良いもので、区別は好ましくないという世の中の流れがあるが、
元々、胎児の頃から男性と女性では脳の働きが違う。
だから体つきも違うし、考え方も異なるし、
それは石器時代から変わらない生物としての生理である。
これを理解しておくことと、していないことではジェンダーレスを正しく認識できるかできないか、人や自分を幸せにするかしないかに大きく関わってくると思う。
また、悩みについても、脳がもたらすものがあるから、
同じではなくても、自分だけがおかしいと思う必要はない。
不調は専門家に相談して、薬や注射で楽になることが認められている時代。
どんなふうに生きるかってことを教えてくれる一冊だと思いました。