【9】リバー

リバー [ 奥田 英朗 ] 価格：2310円（税込、送料無料) (2023/1/31時点)

奥田英朗

図書館で手にした時、めちゃくちゃ分厚い(600頁超え！)見た目に怯んだけど、続きが気になって2日で読んでしまいました。
渡瀬川で起きた連続殺人事件を被害者の遺族(親)、刑事、元刑事、被疑者の恋人、容疑者、記者の視点で追っていくのだけど、ミステリーというよりはヒューマンドラマ的で感情移入しながら読み進めました。
残り100頁のところでちょいとダレるような流れも感じたけれど、最後まで「誰が犯人なんだ…？」「タキさんどうした…？」「池田はどうした…？」なんて思いながら読みました。

わたしがグッときたのは被害者の父親松岡の妻かな。

松岡のゾッとするような、執念は気持ち悪く感じてしまった。

せっかくだから刈谷の動機もはっきりさせて欲しかったな。仕方ないのかな。続きがあるなら気になる…裁判とか。

池田のことも気になるし。