読書感想文など

30代後半の忘備録です。

逝ってしまった君へ

あさのますみ

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自死した友人への手紙。

人の死をどう受け入れるか、感情の変化を言葉にしていて、そうだったな。そうか、そんな感じだっけ。あれ?忘れてるな。記憶がないな…とか、思い出されました。

わたしもいつか彼の声も手も匂いも温かさも皮膚の柔らかさも忘れてしまうのかな。そうなのかも。10年。

あの病室の風景。美化されてしまっているし、風化し始めている。