萱野茂 文
どいかや え
|
アイヌの昔話。
絵がほっこりとかわいくて、どのページも素敵です。
初めてアイヌ民族の文化に触れる方には、1〜2ページ目の解説が分かりやすくて良いのではないでしょうか。
アイヌの方々は、食べるものの他、使うもの、生活の道具にも神が宿ると考えていたようです。
大切にしてもらっているお礼をしてくれるのだそうです。
アイヌの道具は、大切に作られています。
そして、大切に使われます。
丁寧で必要最低限の生活って、今の時代には難しいと思います。
安くてちょうどいいものがたくさんある。
お金を出せば、満たされた気持ちが手に入る。
何もなくても心が満たされ、余裕のある生活を送るために、考え見直すことがたくさんありそうです。