読書感想文など

30代後半の忘備録です。

【136】ひまなこなべ アイヌのむかしばなし

萱野茂 文

どいかや え

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アイヌのむかしばなし ひまなこなべ [ 萱野 茂 ]
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アイヌの昔話。

 

絵がほっこりとかわいくて、どのページも素敵です。

初めてアイヌ民族の文化に触れる方には、1〜2ページ目の解説が分かりやすくて良いのではないでしょうか。

 

アイヌの方々は、食べるものの他、使うもの、生活の道具にも神が宿ると考えていたようです。

大切にしてもらっているお礼をしてくれるのだそうです。

 

アイヌの道具は、大切に作られています。

そして、大切に使われます。

 

丁寧で必要最低限の生活って、今の時代には難しいと思います。

安くてちょうどいいものがたくさんある。

お金を出せば、満たされた気持ちが手に入る。

何もなくても心が満たされ、余裕のある生活を送るために、考え見直すことがたくさんありそうです。