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昨年読んだ『リボルバー』は、わたしにとって運命的な本だったと思う。
この本で西洋美術に興味をもったし、原田マハさんという作家さんに出会うことができた。
ゴッホの人生を知ると切なくて胸が押し潰される。
今こんなにも世界中に名前と作品が知られ、作品が認められ、価値をつけられているのに生きている間に時代が追いつかなかった。
わたしには不運な人生に感じる。
それを支えたテオの存在、ゴーギャンの嫉妬や畏怖、生き様、死に様。
作品を鑑賞し、命を削って描くということを感じる。理解はしていない。
パリに行きたいし、ゴッホ前後の時代背景を知りたい。その他の画家の作品と生き様を知りたい。もっと本物をみて、人がなぜ美術作品に心を奪われるかを理解したい。