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教養本。
絵に描かれたモチーフや作者の思想や背景について解説する中で、
描かれた意味やメッセージを読み解いている。
砂時計と髑髏、ユダの黄色、神話や聖書の物語。
歴史、伝説。
美術作品から何を感じるか、または感じないかは人それぞれだけど、
感じることが難しいわたしには、絵の背景を知った上で鑑賞することが面白いと感じる。
漠然とした絵はどこを観ていいのかわからないけど、知ることで気づけることがある。
知らないから感じるおもしろさはあるのかもしれないけど、私には難しい。
うんちくを知ったことを開き直り、
「海を知らない人が俺この絵を見たら何を感じるのだろう。」
とか、そういう視点で絵画を楽しんでいる。