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吉川徹
コールセンターからの電話は面倒くさい。
コールセンターといえば、なんとなくネガティブなイメージだ。
そんなコールセンターを派遣社員として転々としながら、さまざまな電話の向こうのお客様に対応してきた著者のエッセイだ。
コールセンターのお客様は、まぁそんなものかなと思うようなエピソードも多かった。
実際には載せていないようなすごいエピソードなどもいくつもあるのだろう。
働いている人もなかなか癖のある人たちに描かれている。
気持ちがまともでは務まらない激務だと思う。
ちょっと本の趣旨とは異なるが、派遣社員を宝として扱わないといけないと思う。
その方々に業務を任していいよって言われているのだから。
人との関わりの中で全てが回っているんだなと思う。