読書感想文など

30代後半の忘備録です。

【3】デジタルで変わる子どもたち


 

バトラー後藤裕子

 

赤ちゃんがどのように言葉を獲得していくのか、日本語と英語の音韻の違いなども解説しながら言語とICTの係りが説明される。

 

私たちが子供の第二外国語習得のために良かれと思って、テレビやビデオを赤ちゃんに見せることはあまり意味がないということに驚いた。

言語形成には観ながら保育者が関わる必要があると。なるほど。そうよなぁ!

絵本の読み聞かせとかも、親が関わりながら、子供の反応を見ながらやるから意味があるみたいね。

そうよなぁ笑

 

デジタル絵本も、BGMなどがストーリー理解に負に働くこともあるという記述を読んで、今後の参考にしていこうと思った。

 

そして、外国語を学ぶことの意義は外国語を学ぶ過程で相手を理解する気持ちが芽生えるところにあるんだなあそうだなぁと改めて思った。

推論とかはAIには難しいって。あと、文化的背景や国民性などが言葉には表れる。そういうのも、AIには難しい。言語はただのコードじゃなぁって、そうだよなぁ。

 

一方で日本の教育がICTにおいて超遅れててうぉーぇーわーってなった。

今の小学生が生きる時代にICTは使えて当たり前でしょ。中国とかすごいんだって。

知らなかったし、保守的な態度の日本の教育が怖いって思った。