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心に響くフレーズの多い本で、何かに迷ったとき、自分で何かを決めたときに背中を押してくれる物語だと思った。
パウロ・コエーリョは、パウロとつくからにはクリスチャンなのだろうと思ったが、物語にはアッラーの教えなども出てきて、キリスト教以外の宗教を公平に扱っているような印象をもったので、無宗教なのかなぁ?なんて思いながら読んだ。詳しく知っている人がいたらぜひ教えて欲しい。
旅で得たものが結局物質的なものだったあたりも現実味があって良いと思った。広い知見を得ることは何よりも尊いと思う。頭で考えたこと、経験は誰からも奪われないから。勇気もいるけど。そういう話だよね。
冒険しないで死ぬ人間は、もったいない時間の使い方してるのかもなぁ。毎日に冒険を取り入れていきたいと思う。
例えば、新しいことを始めるとかね。
夢が実現する可能性があるからこそ、人生はおもしろいのだ
運命
おまえがいつもやりとげたいと思ってきたことだよ。誰でも若い時は自分の運命を知っているものなのだ。まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませ始めるのだ
不思議な力
運命をどのように実現すべきかおまえに示してくれる。そしておまえの魂と意志を準備させる。
お前が何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるおまえの使命なのだよ。
自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ。
結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ
本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていたのだ
学ぶ方法は一つしかない
それは行動を通してだ。
今の自分より良いものになろうと努力すれば、自分のまわりのすべてのものも良くなる
何をしていようとも、この地上のすべての人は、世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。そして、普通はそれを知らないのだ。