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ユヴァル・ノア・ハラリ
なんとなく手に取った本だったのだけれど、非常に興味深かった。自分が無知なだけだが、どのページも「へぇ、なるほど」と豆知識を得ながら読み進めた。
新書系の翻訳特有の読みにくさはあるけどおもしろくて、この本を書いたのは誰だろうどんな人だろうと検索すると、
なんと『サピエンス全書』の著者だった。
惹きつけるわけだ。
わたしはネアンデルタール人がサピエンスと異なることも知らなかったし、ネアンデルタール人の遺伝子を継ぐものがいることを知らなかった。
考えることが得意だから個々が弱くても世界を支配することができたことも気付かなかった。
甘いものが欲しくなる理由も、大型動物が絶滅した理由も興味深かった。
歴史を知ることの意味は、過去から学び、同じ失敗をしないことが一つとしてあると思う。
解決の糸口が歴史の中にあることを大人になって知った。
地球を良くしたい。というより、これ以上苦しむ生命があってはならないと思う。
何もできていない。
今日から何か小さな取り組みでもいいからしていきたい。