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人気小説家西加奈子さんのエッセイ。
乳がんを罹患し、その治療と回復までの心情と周りの方々との交流を綴っている。
自分の体のボスは自分だということ
とても大切な視点ではないか。
わたしたち日本人は遠慮することが美徳と考える文化の中で生きている。
しかし、生きるということは闘いだ。
闘病中だれとたたかっている?
病ではなく、心じゃないだろうか。
誰にも遠慮することなく折れることなく体を回復させるには、人や物事に意志を持ってぶつけ、対峙する必要があろう。
限りある時間をどう生きるかは自分次第だ。
強くいたい。
優しい言葉を愛する人になりたい。