読書感想文など

30代後半の忘備録です。

【118】新版 心 いかに生きたらいいか

高田好胤

 

薬師寺の住職

 

大正生まれの方

一つのものを完成するために努力を続ける。自分さえよければよしとする小さな利害にとらわれず、永遠なら彼方、遥かなる彼方に向かって無心に事業を押し進めて行く。

これは、コロナ禍や昨今のSDGsの精神に繋がるのではないでしょうか。不朽の精神なのでしょう。

穏やかで柔らかく生きる心構えを伝えてくれる本でした。

いつも心にお釈迦様の教えを(宗教としてではなく、哲学として)もっていることは生き方が美しくなることと思います。

一方で、なんと昭和な考えの方なんだろう!と受け入れられない部分もありました。男尊女卑だなぁ!そういう世の中だったんだなぁと、改めて感じました。