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松本俊彦
中高生は送る、生き続けるヒント、寄り添うような言葉がけが集まって一冊の本になったものです。
前半はいじめや鬱、人に相談しにくい家族のことやネットトラブルなどの現代的なトラブルなど。
子供たちは聞いて欲しがっている。見て欲しがっている。寄り添ってくれる人や安心できる居場所を求めている、そういうことが分かりました。
そして、中高生にそういう場所があることを伝えています。
後半はセックスについて。
人に相談をしにくい問題を、こちらも寄り添う形で大人として伝えています。
正しい知識を身に付けること。
何より大事です。
正しい知識とは?これを私たち大人は整理しておく必要があると思いました。
マスターバージョンの話、子供の前で堂々と「恥ずかしいことじゃないよ」って、わたしにはやっぱり少し抵抗がある。これはおかしいことなのでしょうか。
命について。
巡る命の捉え方を仏教の視点で、科学の視点で分かりやすく説明されていました。
学校の図書館に欲しい一冊だと思います。