『ペッパーズ・ゴースト』ぶりに伊坂幸太郎さんの作品を読んだ。
ペッパーズ・ゴーストでは、初めての伊坂幸太郎作品の独特な世界観と登場人物に戸惑ったのだが
今回は違和感なく読めた。
そしたらこちら、シリーズものだったとのことで。
無知ですみません、、、
でもまあ情報や知識が全くなくても面白く読めた。
視点がどんどん変化するからか、スピード感がある。ぜひアニメで映画化して欲しい。
たくさんの人が亡くなるのだけれど、花火が弾けるようにあっという間に死ぬから不快感がなく、読後の後味の悪さなどない。
むしろ、ほんわかした。
物語の未来を読者の想像に託す小説は得意じゃないので終わりがよき。
とにかく、すごーくわかりやすく悪そうな人がたくさんでてくるのがおもしろかった。
今、なんだか難しい本も併読しているので、息抜きにと思ったのに面白くて一気読みしてしまった。