原田ひ香
夜にだけ開館する私設図書館。
金持ちの道楽的な図書館だ。
蔵書は亡くなった作家の蔵書のみ。
職員はオーナーのスカウト。
オーナーは人前に姿を現さない。
本を愛する色んな人の色んな気持ちが描かれている。
で、
「ん?なにこれファンタジー?」って思った。
舞台や一人ひとりの設定は悪くないけれど
会話が多くてその中身も薄くて口調も寒い。
セリフっぽくて読んでいて不自然で「うえっ」ってなった。
趣味じゃなかった。
叔母の話にいたっては「そんなアホな」という
無茶な設定で、ここまで読んでおいて秘密はそれなの!?
みたいな、、、
中学生の考えたケータイ小説じゃないんだから。
つまらなくて途中で辞めそうになったんだけど、
辞めりゃよかったという、読んでいて苦痛を感じる一冊だった。