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北原モコットゥナシ
小笠原小夜
娘が借りてきてくれた本。
アイヌ民話がイラスト入りで紹介されている。
その一つ一つが口承されてきたことに深みを感じる。
ありがたさというか。
神話的な話はみんな素っ頓狂!
人間性のあるカムイたちのお話もよい。
そして、各地の民話との類似性も面白い。
とりわけ面白いと感じたのは、後半のアイヌの方々が自分のアイデンティティに向き合い、文化継承を課題とし、工夫しながら生活されていることがかかれた箇所。
わたしはそのようなものをもたない人間だから、守るべき文化を背負う少数民族の方々への憧れが募る。
美しい自然を守ることならわたしにもできる。
興味関心をもち、興味関心を身近な人に伝えることはわたしにもできる。
正しい知識を身に付けることもできる。
できることとやりたいことを考えていきたいと思った。