読書感想文など

30代後半の忘備録です。

【67】はじめての動物倫理学

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はじめての動物倫理学 (集英社新書) [ 田上 孝一 ]
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田上孝一

 

できるだけ肉食を避けるようにしている。

一方でじぶんは犬を飼っており、その子には肉を主成分とした食事を摂らせているし、

出された食事に肉が入っていても忌避しない。

あくまで、できるだけだ。

自分で買わないという選択をしている。

魚介、乳製品、卵は買う。

ゆるいフレキシタリアンだ。

フレキシタリアンやアンチベジタリアンに怒られてしまうかも。笑

 

わたしは環境について興味が出て、そこから肉食を避けるようになった。

そんなところで出会ったのがこの本だ。

 

応用哲学というムズい話から動物倫理学について語る。

途中までは苦しくもなんとかむずいけど読めた。

 

実際的な話になった時に、

やはりわたしも思っていたように動物園や水族館への疑問が出てきた。

明らかな批判。

日本でも早くショーとかやめないかなーって思った。

そして、ペット。コンパニオンアニマルということで認める姿勢だったけど、コンパニオンアニマルの食糧のための屠殺はどう考えているのだろう。

参考にしたい。

 

ただ、野生動物被害の件についてはわたしは甚だ疑問だな。

著者は本気で言ってるのか?

その土地から移れ

農業を廃業して他の仕事しろ

本気だとしたら怖いわ。

基本無理だろ。

肉やめて農家が農耕しなくなったら食うもん無くなるだろ。

農地移動したら初めから耕すのか?

気象条件も変わるが?

 

それから競馬とペットにはやけに寛容に読み取れたな。